暑い中で眠気を感じたら重度の熱中症かも？倒れる前にすぐに手当てを行いましょう

2016/07/05 2016/07/05

真夏に歩いて移動していたら
急に眠気が襲ってきた、
それは重度の熱中症の症状かも知れません。

放っておくと
そのまま意識を失って
大変なことになってしまう事も。

熱中症の手当の方法と、
予防方法を知って夏場を乗り切りましょう。

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熱中症で眠気を感じる原因

実は、
熱中症で感じる眠気は
睡眠欲からくる眠気とは全く違うものなのです。

熱中症の眠気は
症状がかなり進行した状態で起こる
意識の混濁が原因、
すぐに治療を行わなければ
そのまま意識を喪失し、
最悪の場合には死亡してしまう危険な状態なのです。

応急手当の方法は？

もし暑い中で眠気を感じてしまったら
すぐに涼しい場所に移動して手当を行ってください。

冷たい飲み物を飲み、
氷や保冷剤で首筋などを冷やすと効果的です。

しかし、
眠気を感じるまでに症状が悪化していると、
体を少し冷やした程度では
効果がない場合もあるので、
出来れば病院で治療を行いましょう。

また、
自分で手当が出来ない程に
意識が混濁している場合には、
近くにいる人に助けを求めましょう。

救急車を呼ぶのは少し恥ずかしい
と思われるかもしれませんが、
眠気を感じている場合は一刻の猶予もありません。

暑い時期は対策グッズを持ち歩こう

きちんと対策をしていても
体調次第では発症してしまうのが熱中症です。

予防はしっかりしておいた方が良いのは確かなのですが、
もし発症してしまった時に
すぐ手当が行えるように準備しておくのも大切です。

あまり荷物が多くなると
持ち運ぶのが大変なので、
飲み物以外にカバンに入れておける
治療グッズを紹介します。

まずは化学反応で低温になる保冷剤、
一つ100円程度で、
袋を強く叩くだけで凍る寸前まで冷たくなります。

一つ100g程度なので、持ち運びも簡単です。

もう一つは
塩などのミネラル分が摂取できるタブレット、
熱中症になってしまうと
体のミネラル分が減少しているため、
水分と合わせて補給する必要があります。

飴などでミネラルを補充できるものもありますが、
発症してしまうと飴では効果が遅くて使えません。

そこで、
梅肉のタブレットがおすすめです。

疲労回復に効果のあるクエン酸の他に、
各種のミネラルが豊富に含まれているので
熱中症対策に最適です。

少量のタブレットで小分けにされているので、
持ち運びも簡単です。