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伊勢神宮と出雲大社にはどんな違いがある?知らないと恥ずかしい基礎知識

      2016/07/24

三重県にある伊勢神宮
そして
島根県にある出雲大社といえば、
日本の中で最も大きな神社として知られています。


近年のパワースポットブームで
参拝する方も増えているのではないでしょうか。

ただし、
パワースポットだからといって
伊勢神宮や出雲大社に足を運んでも、
正確な参拝方法を知らないと
神様に対して失礼になってしまいます。

それぞれの違いも知らないまま参拝をするというのは
とても恥ずかしいことですので、
伊勢神宮と出雲大社の違いをきちんと知っておきましょう。


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■伊勢神宮には外宮と内宮がある


伊勢神宮も出雲大社も
大きな神社であることに変わりはありません。

しかし、
伊勢神宮は外宮と内宮に分かかれています。

外宮には食べ物などをつかさどる豊受大御神様が祀られており、
内宮は日本の中で最も格式高く太陽の神であるとされる
天照大神様が祀られています。


またこの他にも外宮と内宮、
それぞれの敷地内には多くの神々が祀られており、
全てを合わせると125の社となっています。


本来はこの125社を全て合わせて神宮と呼んでおり、
伊勢神宮というのは正式名称ではありません。

基本的に日本の中で神宮といえば伊勢の神宮を指します。

他にも神宮という名称の神社がありますが、
伊勢神宮はその他の神社とは全く格式の違う神社となっており、
そういった部分からも正式名称は神宮ということになっています。


ただわかりやすくするために、
伊勢神宮と呼ばれることが多く
一生に一度は伊勢参りと言われるほど、
古くから多くの方々が足を運びたい、
そして神様に感謝の気持ちを伝えたいと思う場所になっています。

伊勢神宮も出雲大社もそれぞれに、
パワースポットだからといって
軽々しい気持ちで足を運ぶには向かない場所になっており、
きちんと神聖な気持ちを持って足を運ぶ場所となります。


■出雲大社はニ拝四拍一礼


神社での参拝方法といえば
2礼2拍手一礼というのが
多くの方の認識ではないでしょうか。

2回頭を下げ2回の柏手を打ち、
感謝の気持ちを述べた後、
もう一度一礼をするというのが2礼2拍手一礼です。

しかし、
出雲大社の場合にはこの作法ではなく、
2礼4拍手一礼という作法になっています。


そのため2回頭を下げたあとは、
4回の柏手を打ち感謝の気持ちを述べた後、
最後に一礼という形になります。

これは他の神社と出雲大社の大きな違いです。

もちろん、
伊勢神宮と出雲大社の違いでもありますので
覚えておきましょう。

ちなみに出雲大社には
人間関係をはじめとして様々な人、
それからものとの縁を結んでくれる
といわれる大国主命が祀られています。


こちらの大国主命は
天照大御神様とご兄弟だと言われる素戔嗚尊という神様の子孫にあたり、
多くの人やものとの縁を結んでくれると言われているため、
近年ではパワースポットの中でも
特に恋愛祈願などをする方々が足を運ぶようです。


■伊勢神宮ではお賽銭をしない、中連縄も無い、狛犬も居ない?


さて、神社で参拝をする際には
お賽銭を入れてから鐘を鳴らす
などといった作法を覚えている方もいるでしょう。

もちろん鐘がついている神社や
賽銭箱の置いてある神社では
こういった作法をとることになりますが、
伊勢神宮にはお賽銭箱がありません。

外宮と内宮のそれぞれで、
本拝殿にはお賽銭箱がありませんので、
賽銭を敷地内で投げてしまうようなことは避けましょう。


玉砂利の上には白い布が置いてあり、
ここにお賽銭を投げてしまう方もいるようですが
これも本来は禁じられています。

玉砂利が傷ついてしまうことを防ぐため
白い布が置いてあるだけですので、
お賽銭などを入れず、日頃の感謝を伝えましょう。


さらに、
伊勢神宮には鐘や注連縄などもありません。

気持ちをしっかりと集中させ、
上記の通り、
日頃からの感謝を伝える場所ということになります。

伊勢神宮と出雲大社には
上記したような様々な違いがあるため、
全く同じ方法で参拝をしてしまう事は避けましょう。

また、伊勢神宮は
外宮と内宮によって
どちら側を歩くのかと言った決まりもあります。

実際に足を運んだ際には、
右側通行、左側通行と説明書きがあるので、
こういった説明書きを意識しながら敷地内に足を踏み入れてください。

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