水素水を詳しく解説します！本当に効果のある水素水の見分け方とは？

2016/08/05 2016/08/09

抗酸化作用によって老化を防止できると人気の水素水、
健康用品を販売している店などでは、
まるで万能薬のような扱いを受けていますが、
本当にそんな効果があるのでしょうか？

実は、水素水には本物と偽物があり、
本物を飲まないと抗酸化作用は期待できません。

正しい水素水の見分け方と、
水素水を摂取することで得られる効果について解説していきます。

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水素水とは？

水素水は
水の中に一定量以上の水素が
含まれたもののことを指します。

しかし、
水素は水の中に溶け込ませたとしても
すぐに空気中に放出されてしまう性質を持っているため、
実際の製品には水素が残っていない場合も多くありました。

そこで、
分子状水素医学シンポジウムにおいて
水素水の最低基準が定められ、
水素を0.08ppm以上含んで居る場合に限り
水素水としても良いとされました。

水素水の見分け方

実は、
水素をいくら水に溶かしたとしても
容器がペットボトルでは
すぐに空気中に抜けてしまいます。

もし購入時にはしっかりと水素が残っていたとしても、
一度口を開けてしまえば
そこから水素が抜け続けてしまうのです。

水素はかなり小さな分子のため、
通常の液体や気体に比べ隙間を通り抜ける力が高く、
保存には金属製の容器と密閉出来る蓋が必要になります。

そのため、水素水を購入する場合には、
アルミパウチタイプのものが最も信頼出来ると考えて構いません。

水素水の効果とは？

基本的に水素を体内に取り込む事で
得られそうな効果は
抗酸化作用だけと考えて構いません。

人間の体は取り入れた酸素を元に
活性酸素を作り出して
体内の健康維持に利用しています。

これだけなら体に悪いものでは無いのですが、
必要としている以上に作り出された活性酸素は
細胞などにダメージを与えてしまいます。

その余分な活性酸素を除去できるとして
水素水が販売されています。

水素水は本当に効果がある？

しかし、
水素水によって本当に活性酸素が除去されているか
どうかはまだわかっていません。

そもそも、水素水を飲んだとしても
水として吸収されるまでに
胃の中や腸の中で水素分子が気体中に逃げてしまいますし、
もし体内にきちんと水素を取り込めたとしても、
余計な活性酸素のみをピンポイントで
中和することが出来るのかどうかもわからないのです。

抗酸化作用を目的とするなら、
水素より確実に効果があると認められている成分があるので、
そちらを利用した方がよいでしょう。

水素水の効能を完全に否定はしませんが、
広告に書かれている程優れたものでは無いと言えます。

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