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胆管炎と胆嚢炎は同じ?違いは?

      2017/09/11

タレントの出川哲郎さんが胆管炎と闘っていますが早く良くなることをお祈りします。

胆管炎と胆嚢炎の違いは読んで字のごとし。

胆管に炎症が起こるのが胆管炎、胆嚢に炎症が起こるのが胆嚢炎です。

炎症は最近の感染で起こります。

胆石ができて胆汁の流れを妨げたり、臓器の壁をきずつけてしまうと細菌が感染しやすくなります。

がん細胞やリンパ節などができても同じことです。

水が流れないよどんだ川は汚くなって悪臭を発生してしまうのとよく似ていますね。

 

病院では何科を受診したらよいの?

ところで胆管や胆嚢に異状がある場合、何科の病院に行けばよいのでしょうか。

答えは消化器科です。

 


胆管炎や胆嚢炎の典型的な症状は発熱と右側の上腹部の痛みだと言われています。

胆嚢や胆管は肝臓につながっている臓器なのでその下あたりに痛みを感じることも多いようです。

時にはそれが激痛となることも。

そんな症状が出て「胆石かな」と感じた場合、消化器科を受診しそれを医師に説明すれば発症の状況について問診があり、検査をすることになるでしょう。

消化器系の検査なので血液検査に始まりエコーやCT場合によってはMRIなどで画像を見る検査あるいは尿検査までいろいろな方法がありますのでそのどれかを選択して行うことになるでしょう。


また、黄疸になることもあります。

黄疸になると身体全体が黄色っぽくなりますがいちばんよくわかるのは白目が黄色くなることなので目を大きく開けて見てみると黄疸かどうかある程度わかります。

ところで胆管や胆嚢がなぜ消化器かというと、理由は食べ物の消化を司る器官だからです。

 

十二指腸で消化を助ける胆汁とその輸送器官「胆管」「胆嚢」

胆管や胆嚢がどこにあるかどんな働きをしているのかを見てみましょう。

図を見てください。


胆管は肝臓に直接つながっていて、もう一方の端は胆嚢につながっています。

食べ物の消化を助ける胆汁が肝臓から分泌されると胆管を通って胆嚢に溜められるようになっています。

そして食べたものが胃を通って十二指腸に行くと胆嚢の出番です。胆嚢はポンプの役目を果たして胆汁を十二指腸に送り出します。

十二指腸にやってきた胆汁は膵臓から分泌された膵液(すいえき)の消化酵素働きを活発にさせることで食べ物の消化を促進するというわけです。

その後胆汁は小腸から吸収されて肝臓に戻っていきます。

くわしく言うと十二指腸につながる小腸の部分である「空腸」というところで吸収され、肝臓に戻っていきます。

小腸は、十二指腸、空腸、回腸そして直腸という四部構成となっていますね。

胆汁は肝臓→胆管を通って胆嚢→十二指腸→空腸→体内を通って肝臓へと戻るという感じです。


 

食生活が大きく影響。脂っこいものは要注意。

胆汁は消化を助ける働きをすると書きましたが、脂っこいものを食べると、身体の消化器官にかかる負荷は大きくなると言われています。

ですから毎日毎日油が多く含まれるものを食べ続けると、胆汁もそれだけたくさん分泌され、ポンプである胆嚢も収縮を繰り返して多くの胆汁を送り込まなくてはなりません。

胆嚢も疲れてしまうわけですね。

また、肝臓から分泌された胆汁は、最初はほとんどが水分ですが消化を助ける働きをする際にそれが徐々に吸収されるためだんだん濃くなってきます。

さらさらした胆汁がどろどろしたものになることを想像すればわかりやすいと思います。

そしてもともと胆汁の中に含まれていたコレステロールなどがだんだん固まってくるとついには結石となって胆管や胆嚢の出口をふさいだり、壁をきずつけるなどの悪さをしてしまいます。

そんなことが合わさって炎症につながってしまうと、胆管炎とか胆嚢炎という病気を起こしてしまいます。

ですから内臓の機能が若いうちよりも衰えてくる中高年以降は毎日毎食のように脂っこいものばかりを食べないようにすることですね。

胆石は一種類じゃないって本当?

胆石はそれができる場所の違いによって胆嚢胆石、総胆管胆石、肝内結石に分かれます。

胆嚢にできるか、胆管にできるかまたは肝臓にできるかですね。

そしてその成分によってコレステロール胆石と色素胆石、その他という大きく三つに分けられます。

さらにコレステロール胆石は準コレステロール石、混成石、混合石という三つ、色素胆石は黒色石とビリルビンカルシウム石という二つ、その他としては炭酸カルシウム石、脂肪酸カルシウム石、他の混成石、細分類としての「その他」という四つの分類があります。

でも少々細かくなってしまいますので大きくはコレステロール系と色素系の二つと考えればわかりやすいでしょう。

食生活が欧米化した現代の日本では8割程度がコレステロール胆石だと言われています。

 

これがコレステロール胆石のできる原因

コレステロール胆石は①脂肪の取り過ぎ②不規則なコレステロールの増減などによる結晶化③胆嚢の収縮運動に異常をきたして結石化することが原因と言われています。

それを引き起こす大きな原因が食生活習慣です。

カロリー、炭水化物、糖質、動物性脂肪を多く摂りすぎることはいけません。

逆に果物や野菜、ナッツ類、食物繊維、適度な運動は改善するものとして推奨されています。

また高脂血症や非アルコール性脂肪肝の患者さんは胆石をもっていることが多いことからこれらの原因であるのではないかと考えられています。

食べ過ぎ飲みすぎはいけません

色素系胆石のできる原因は

もうひとつの色素系胆石。

これはビリルビンカルシウム石と黒色石があります。

肝臓でつくられる胆汁はもともと黄色みがかっていますがその黄色い色の元になっている色素がビリルビンです。

それがカルシウムと合体して次第に石として成長するのがビリルビンカルシウム石です。

昔は日本国内ではあまりみられなかったのに最近になって増えてきたの黒色石があります。

これはビリルビンが銅や鉄などの金属と合体して黒い石ができるものと考えられていますがまだ研究段階です。

どんな治療が行われるの


さて、時には激痛をもたらす胆道感染症(胆管炎・胆嚢炎)そしてそれを引き起こす胆石ですがどのような治療が行われるのでしょうか。気になるところです。

内科治療と外科治療に分かれます。

胆石を溶かしてしまう内服薬があります。これはすべての胆石に対して効果があるものではないので医師の診察を受けてから投薬するかどうか決めればよいでしょう。

それから爆弾などということもありますが胆嚢にある胆石に衝撃波を当てて砕いてしまうという方法もあるようです。

これはそれなりの設備が整っているところでないといけませんし、むやみやたらに行うと胆嚢の壁などに傷をつけるということにもなりますから素人判断では無理ですね。(素人ができるわけない)

その他さまざまな治療、手術方法が多くの医療機関から示されていますのでいろいろと調べてみるとよいでしょう。

無駄にこわがらず、正しい知識をもとにして異常を感じたらすぐに受診。

それよりも大切なことは食べ過ぎ飲みすぎは慎んで規則正しく健康的な生活をすることです。

 

 

 

 

 

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