ウィルス性胃腸炎にかかった時の治療法は?会社を休む期間はどれぐらいになる?
2016/08/09
ノロウイルスなどの病原体が
体内に入ることで起こるウィルス性胃腸炎、
一度発症してしまうと、
ヒドイ吐き気と下痢、腹痛、発熱で身動きがとれず、
どんどん衰弱してしまいます。
当然会社には行けなくなりますし、
感染の危険もあるため、
症状が治まってもしばらくは出勤できません。
もしウイルス性胃腸炎になってしまった時は
どうやって治療すれば良いのでしょうか?
治ったとしても、
会社にはいつから出勤できるようになるのでしょうか?
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ウイルス性胃腸炎の治療方法

ウイルスを体内で殺すような薬もありません。
医者にかかったとしても
鎮痛剤の処方や点滴での水分補給などの
対症療法しか行われません。
ですので、
ウイルス性胃腸炎に感染した場合は
自宅で水分とミネラル、ビタミンを
しっかり補充しながら耐えるしかないのです。
通常の水などは酷い下痢の場合、
体にあまり吸収できずに排出されてしまいます。
そこで、
経口補水塩や
薄めたスポーツドリンクで水分を補給します。
これは、
ドリンク中の糖分を体が吸収する際に
水分を同時に吸収する性質を利用した方法です。
治癒するまでに必要な時間

早ければ1日、
長引いたとしても
一週間程度で症状は治まります。
もしこれ以上の期間続く場合は、
ノロウイルス以外にも原因がある場合がありますので、
病院で検査を受けた方が良いでしょう。
ごく稀にですが、
ノロウイルスに感染しても
症状が出ないという
うらやましい体質の方がいらっしゃいます。
ただ、症状が無い場合でも、
便などにはノロウイルスが含まれているので
感染を起こす可能性があります。
もし食品関係に携わっているなら、
定期的な検便を行い、感染の予防に努めましょう。
感染を予防するためにかかる時間

感染力はまだ残っています。
一般的に、
発症から一週間は感染すると言われており、
企業などでもそれを元に
感染者は一週間の出勤停止とする場合が多いようです。
しかし、もし
感染者が食品関係に勤務しているなら多少話が変わります。
食品関係では感染が広がると
業務そのものに影響が出てしまうため、
まず二週間の出勤停止、
それ以降は一週間おきに病院で検査を受け、
排出が無くなったことが確認できれば出勤の許可が下ります。
まとめ
ノロウイルスなどによる胃腸炎は、
少しの油断ですぐに感染が広がってしまいます。
体調が戻ったからと言って油断せず、
確実に感染の危険が無くなったことを確認してから
出勤するようにしましょう。
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